【スプリンターズS】昆師 G1馬ゲレイロなどをじっくり育成

[ 2012年9月26日 06:00 ]

 昆厩舎の強豪は重賞初Vまでに時間を要すのが特徴。09年に高松宮記念、スプリンターズSと短距離G1春秋連覇を飾ったローレルゲレイロは重賞初勝利(08年東京新聞杯)までに15戦。ダービー馬ディープスカイは9戦(08年毎日杯)、天皇賞馬ヒルノダムールは13戦(11年大阪杯)を要した。実戦と調教で馬を鍛えながら、適性を見抜いていく手法だ。スプリングサンダーは今回27戦目。重賞で惜敗を続けながら、6F戦に適性を見いだした過程は、過去の先輩馬と重なる。昆厩舎らしい“叩き上げ”の1頭だ。

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2012年9月26日のニュース