【神戸新聞杯】馬体戻ったヒストリカル 浜中も納得

[ 2012年9月21日 06:00 ]

【神戸新聞杯】坂路、ヒストリカル(右)はレッドデイヴィスと併せて追い切られ余裕の先着

 雪辱の秋へ。ダービー18着からの復権を期すヒストリカルが好仕上がりだ。最終追いはレッドデイヴィス(4歳オープン)と坂路で併せ馬。並びつつラスト1Fで仕掛けると、グッと四肢に力がこもって半馬身先着。4F52秒5~13秒0を刻んだ。2週連続で騎乗した浜中は納得の表情で語った。「しまい重点の指示。乗りやすかった。馬場が重い分、最後はしんどそうだったが、動きは今週の方が素軽かった」

 ひと夏を越し、馬体重は460キロ(前走426キロ)まで増えた。長距離輸送で馬体が大幅に減ったダービー時とは明らかに違う。音無師も「ダービーは参考外。まともに走っていない」と、巻き返しを期す。毎日杯を制した時は、世代トップクラスの潜在能力を秘めると評価された1頭。このままでは終われない。

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2012年9月21日のニュース