【中山新馬戦】世界レコードＶの兄に続くぞ！勝利のハイタッチ

今週のマイル戦でデビューする杉浦師期待のレオハイタッチ

　先週の京成杯ＡＨを驚異的な“世界レコード”で制したレオアクティブ。その半弟レオハイタッチが、今週土曜の中山５Ｒ新馬戦（芝１６００メートル）でデビューする。父はアドマイヤムーンからタニノギムレットに代わったが、荒っぽい気性は変わらず。

　「やることは兄弟一緒だね。最初はボケッとしているのに、調教をやるごとにピリピリしてくる。ゲートが遅いのも似ているよ」

　２歳時の兄に手を焼いた杉浦師も苦笑いだが、馬のタイプはやや違う。「弟の方が体の見た目がしっかりしている。アクティブは最初から切れる感じだったが、こちらは比べるとダラッとした感じ。その分、距離の融通が利きそう」と分析。兄は１２００メートルから距離を延ばしていったが、弟はマイル戦からのデビューを選択した。調教に自ら騎乗する師は「背中の感じも悪くない」と高評価。兄が達成できなかったデビュー戦Ｖを狙う。