【中山５Ｒ新馬戦】スマートルピナスＶ！直線内から差し切った

　「メイクデビュー中山」（芝１６００メートル・晴良１３頭）は９日、中山競馬場５Ｒで行われ、武士沢騎手騎乗の５番人気、スマートルピナス（牝２＝小桧山厩舎、父ハーツクライ、母シクレノンソシエテ）が、直線で内からの末脚で差し切り優勝した。勝ち時計は１分３７秒２。

　ばらついたスタート直後に内から抜け出した２番人気のサクラプリムローズが先手を奪い、中からティアサンシャインが２番手につける展開で向正面へ。４角から直線に入って加速したサクラプリムローズが逃げ切りをはかったが、内から鋭い伸び脚で追い上げたスマートルピナスがゴール直前で捉えて首差の１着でゴールに飛び込み、デビュー戦を勝利で飾った。
　
　サクラプリムローズと頭差の３着にはレッドヴィーヴォが入り、１番人気のアルヴェロンは直線での伸びを欠いて４着に終わった。