【フォワ賞1週前追い】オルフェ お利口2馬身先着

[ 2012年9月6日 06:00 ]

スミヨンを背に直線コースで追い切ったオルフェーヴル(JRA提供)

 凱旋門賞獲りを目指しフランス滞在中のオルフェーヴル(牡4=池江)が5日、前哨戦となるフォワ賞(16日、ロンシャン芝2400メートル)に向けて1週前追い切りを行った。

 シャンティイ・エーグル調教場のレゼルボア直線芝コースでの併せ馬。前半は小林厩舎のキングスキャニオン、日本から帯同したアヴェンティーノを先行させ、その後ろで折り合いをつけさせた。残り400メートルでゴーサインを送って抜け出すと2頭に2馬身差をつけてのゴール。池江師は「反応も満足。思い通りの調教ができた」と話すにとどまったが、手綱を取ったスミヨンは「重い芝だが上手に走っていた。残り200メートルからの反応が特に良かった。乗り難しいところは全くなかったし、日本でそう言われているのが信じられない。長旅の後だが状態もフレッシュだと感じた」と馬の特徴をきっちりつかんだ様子。

 レースへ向けては「残り300メートルから流すような楽勝がベスト(笑い)だが、次につながる内容が大切。ロンシャンはコース形態などが特別だし慣れも必要。そこを意識してコンタクトを取って乗りたい」と意気込みを語っていた。

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2012年9月6日のニュース