【札幌2歳S】ミスターX ホウオウ“強み”生かす

[ 2012年9月1日 06:00 ]

 札幌メーン11R・札幌2歳S(G3)は、マイネルホウオウを狙う。当レースは過去10年で、前走で同じ札幌芝1800メートルの舞台を走っていた馬が5勝、2着7回と活躍している。特にその持ち時計に注目したい。

 勝ち馬5頭のうち、4頭は良馬場で1分51秒4以内の持ち時計があった。例年、1分50秒前後の好タイムで決着するため、時計勝負に対応できるかが鍵となる。今年、当舞台で1分51秒4以内の持ち時計があるのは4頭のみ。中でも、1分49秒台の時計があるコスモス賞組2頭が抜けている。 そのコスモス賞2着の◎マイネルホウオウは、勝ったラウンドワールドにゴール寸前で差し切られたが、その差はわずか0秒1。ライバルの切れ味は脅威だが、エンジンが掛かるまでに時間が要するタイプ。前走より頭数が増える今回は、スムーズにさばけるか不安が残る。器用に立ち回れる強みを生かせれば、ホウオウに逆転の余地はある。

 馬単(7)から(2)(5)(6)(9)(11)

 新潟メーン11R・越後Sは、快速牝馬ナムラジュエルに◎。ダート1200メートル戦は非凡なスピードを生かして3連勝中。特に当舞台で走った近2走は、後続にそれぞれ0秒7、0秒2差の快勝だった。直線が平たんな新潟なら簡単には止まらない。

 馬単(9)から(1)(2)(7)(8)(11)

 小倉メーン11R・北九州短距離Sは、現級勝ちの実績馬ツルマルジュピターで勝負。近走は苦手な道悪馬場で結果を残せなかった。当地は現級勝ちした相性のいい舞台。良馬場なら巻き返し可能だ。

 馬単(6)から(1)(3)(12)(13)(14)(16)

続きを表示

2012年9月1日のニュース