【北九州記念】スギノエンデバー 大混戦を大外から差し切りV

[ 2012年8月19日 16:01 ]

 第47回北九州記念(G3、芝1200メートル・晴良18頭)は19日、小倉競馬場11Rで行われ、北村友騎手騎乗の8番人気、スギノエンデバー(牡4=浅見厩舎、父サクラバクシンオー、母シャイニングピアス)が、直線での大混戦を鋭い末脚で大外から差し切り優勝した。勝ち時計は1分06秒9。

 
 そろったスタート後に中からエーシンダックマンと外からリュンヌが抜け出してトップ争いを演じ、3番人気のジュエルオブナイルが3番手で追走するハイペースの展開が4角前まで続く。4角から各馬ともさらに加速を増して直線に入って横に広がると、残り200メートルを切っても10頭以上が群がる大混戦に。最後は大外から驚異の末脚で追い上げたスギノエンデバーが中から伸びたシゲルスダチをゴール直前で捉えて1馬身差をつける強さでゴールに飛び込んだ。

 2着のシゲルスダチと3着エピセアロームも首差の大接戦で、1番人気のエーシンヒットマンは6着に終わった。

 ◇スギノエンデバー 4歳牡馬、父サクラバクシンオー、母シャイニングピアス。北海道新ひだか町の明治牧場生産、馬主は杉山美恵氏。戦績は24戦4勝、重賞は初勝利。獲得賞金は1億3833万6千円。

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2012年8月19日のニュース