【札幌記念】牡馬蹴散らす!フミノイマージン 後方一気差し切りV

[ 2012年8月19日 15:48 ]

 サマー2000シリーズ第4戦、第48回札幌記念(G2、芝2000メートル・晴良14頭)は19日、札幌競馬場11Rで行われ、太宰騎手騎乗の4番人気、フミノイマージン(牝6=本田厩舎、父マンハッタンカフェ、母シンコウイマージン)が、直線大外から差し切り勝利した。勝ち時計1分58秒7。

 レースは揃ったスタートから序盤はミッキーパンプキンが逃げ、2番手にアリゼオ、3番手にダークシャドウ、4、5番手にフジマサエンペラー、レジェンドブルーがつける。人気のヒルノダムールは中団馬群の中を、フミノイマージンは後方2番手からレースを進める。

 中盤からアリゼオが先頭に立つと、中団追走のマイネルスターリーが一気に3番手につける。4角ではダークシャドウ、ヒルノダムール、マイネルスターリーが先団を形成し、フミノイマージンも一気に先行集団に取りつく。直線に入りダークシャドウが先頭に立ち押し切りをはかる所に、フミノイマージンが一気に捉え、最後は半馬身差つけ勝利した。

 2着にはダークシャドウ、さらに3/4馬身差の3着にはヒルノダムールが入った。

 太宰騎手の重賞勝利は全てフミノイマージンとのコンビで、2011年愛知杯以来4勝目。

 ◇フミノイマージン 6歳牝馬、父マンハッタンカフェ、母シンコウイマージン。北海道日高町のシンコーファーム生産、馬主は谷二氏。戦績は26戦8勝、重賞4勝。獲得賞金は2億8128万3千円。

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2012年8月19日のニュース