【札幌記念】ミスターX ヒットザターゲット充実期

[ 2012年8月19日 06:00 ]

 札幌メーン11R・札幌記念(G2)は、成長著しい4歳ヒットザターゲットを狙う。初のG1挑戦だった前走の宝塚記念(11着)は見せ場なく馬群に沈んだが、初めて58キロの重量を背負い、強豪メンバー相手に戦った経験がここで生きる。

 近年は宝塚記念から直行してきた組が活躍。10年は宝塚記念3着のアーネストリーが優勝。さらに2、3着に宝塚記念で13、15着に惨敗した馬が入り、同組のワンツースリー決着だった。昨年Vのトーセンジョーダンも宝塚記念9着からの臨戦。今年、唯一の宝塚記念組のヒットザターゲットにも期待が懸かる。

 5月の新潟大賞典で初の重賞Vを飾るなど、4歳を迎えて充実期に入った。舞台の芝2000メートル戦は【5021】と最も相性のいい距離。前走から一枚落ちるG2メンバー相手で、今の充実ぶりなら十分通用する。

 馬単(9)から(3)(4)(5)(7)(11)

 小倉メーン11R・北九州記念(G3)は、当舞台の前走を好時計勝ちしたスギノエンデバーに◎。1600万から格上挑戦となるが、以前はオープンクラスでも好走していた実績馬。57キロを背負った前走が1分07秒1の好タイム勝ち。そこから2キロ減のハンデ55キロなら、推定勝ち時計の1分6秒台も狙える。

 馬単(16)から(2)(5)(6)(8)(9)(15)

 新潟メーン11R・天の川Sは、初めてブリンカーを着用する実績馬ヤマニンエルブの復活に期待。10年夏の新潟で1000万特別を7馬身差で逃げ切ると、続くセントライト記念でも2着に粘った。近走は不振続きだが、B効果で好調時の行きっぷりが戻れば、楽に押し切れる。

 馬単(5)から(3)(7)(10)(11)(12)(13)

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2012年8月19日のニュース