【札幌記念】天皇賞馬復活の鍵は馬具

[ 2012年8月3日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・札幌=2日】出張厩舎前でヒルノダムールを管理する昆貢師(54)が、食い入るように馬を見つめていた。鼻の上には太いロール状のシャドーロール。下方の視界を遮り、頭の高い走法を矯正するための馬具だ。「きょう(2日)から調教で毎日着ける。札幌記念(19日)のレース本番でも装着する。今年が勝負。もう後には引けない」。師は梅崎の取材にこう語った。

 実はこの矯正用馬具、連覇が懸かった今春の天皇賞時の調教でも着けている。頭の高い走法から首を使った走法へ変わり、気を抜く面も解消。絶大な効果に梅崎も本命を打った。だが、集中力が高まり過ぎて3200メートルでは、かえって息が持たないのではないか。そんな懸念から、レースでの着用を直前になって取りやめたいきさつがある。結果は、追っても本気で走らず11着。今度こそ激走モードのはず。秘密兵器を見つけた梅崎は札幌記念で、もう一度狙うつもりだ。

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