【レパードS】内田「高い能力を秘めている」

[ 2012年8月3日 06:00 ]

イジゲンに騎乗する内田騎手

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」はクイーンSにイジゲンで挑む内田騎手を直撃した。

 ――イジゲンは前走(彦星賞1着)がテン乗り(初騎乗)。

 内田 調教もまたがったことがないので、正真正銘の初騎乗でした。

 ――スタートでは隣の馬がつまずいて前に入ってきたせいもあって後方に?

 確かにそういう形になったけど、いずれにしても少し遅いスタートでした。

 ――2コーナーすぎではフワフワしている感じに見えた。

 行きだしたらガツンと行きそうな雰囲気。だからジワッと行きたくて、あえてゆっくりと…。

 ――それでも3コーナーからは一気に進出。

 あそこまで行くつもりではありませんでした。注意はしていたけど、思っていた以上に行きだしたら止まらない感じで、一気に先団を捉えてしまいました。

 ――勢い余ってコーナーでは外へ飛びそうに。

 思った以上の加速力で吹っ飛んでいきそうになりました。かと言って、あそこで止めるわけにもいかないので勢いに任せて行きました。

 ――直線、有力馬を内へ閉じ込めて楽々と先頭に。

 先頭に立ったらフワッとしました。それでもスピードに乗っていたので無理させずに抑えました。

 ――決して乗りやすい感じではない?

 そうですね。器用さに欠ける感じなので。だからといって乗りにくいということはありません。

 ――重賞といってもそれほど強烈なメンバー構成ではなさそうだが。

 そうは言っても重賞には違いありません。あっさりまであるかな?と思う半面、前走と同じで大丈夫か?という気持ちもあります。高い能力を秘めているので、力を発揮できる手綱さばきをするつもりです。

続きを表示

この記事のフォト

2012年8月3日のニュース