【小倉記念】ナリタクリスタル　気性に“うーん”

＜小倉記念＞単走で追い切られるナリタクリスタル（左）

　ナリタクリスタルはＣＷコース単走で６Ｆ８４秒３～１Ｆ１２秒１。序盤は前進気勢を欠いていたが、３角で他厩舎の併せ馬が視界に入るとエンジン着火。ラストは上々の伸びを見せた。「相変わらず気難しいね。年齢とともにずる賢さが出てきたし、乗り役も“うーん…”と言っていたよ」と木原師は苦笑い。「馬体の雰囲気は悪くないんだけど、馬がその気になっていないようだし、どうかな」とつかみかねていた。