サクラ咲かせるウチナーンチュ「朗報を届けたい」

[ 2012年8月1日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・札幌=31日】2連勝中のキャプテンサクラ(牝3=藤沢則)が誰もいなくなった札幌のダートコースで悠然と脚を伸ばしていた。梅崎がその動きを見つめていると、視線に気付いた馬上の東徳之助手(29)が笑みを返してきた。「スイッチが入らないよう、他馬の調教が全部終わってから乗っているんです。来週の1000万を使いますが、肩の出がスムーズになったし、ウチナーンチュ(沖縄の方言で沖縄人のこと)に朗報を届けたいです」

 同助手は沖縄県南城市出身。10年に沖縄県民として初めてJRA競馬学校を卒業した。「競走馬のためにも、応援してくれるウチナーンチュのためにもいい仕事をしないと申し訳ない」。キャリア2年でも周囲が一目置く腕利き。沖縄の強い日差しを連想させる情熱も秘めている。ダートで未勝利、500万を圧勝したキャプテンサクラのV3はティダヌファ(沖縄の方言で太陽の子)の腕に懸かっている。

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