【レパードS】金獲る!!ゴールド 迫力走で初重賞を

[ 2012年8月1日 06:00 ]

<レパードS>初重賞を狙うダノンゴールド

 祝!!金メダル。競馬もやっぱりゴールドだ。熱闘が続く夏の新潟は3歳限定ダート重賞「レパードS」が今週のメーン。注目は藤沢和軍団が送る砂の重戦車ダノンゴールドだ。父ゴールドアリュール譲りの砂適性が開花し、前走・檜山特別で初対戦の古馬を完封。巨漢から繰り出されるパワフルな先行力を武器に、金メダル奪取に燃えている。

 ダノンゴールドへの期待の大きさは、藤沢和師の行動からはっきりと分かる。前走・檜山特別(6月23日、函館)で初対戦の古馬を一蹴すると、翌24日が登録日だった交流G1・ジャパンダートダービー(7月11日、大井)に迷わずエントリーした。出走すれば、函館~美浦の長距離輸送&中17日の強行軍だったが、7月4日に美浦坂路で早くも4F51秒0を出し、準備を進めた。結果的に補欠1位で出走はかなわず、レパードSまで待機した。

 藤沢和師はこう切り出した。「馬車馬みたいな馬だから、大井のダートは合っていた可能性もあるが、使えば函館から戻ってすぐ。むしろ使えなくて良かったかな。函館から戻った後もうまく調整できている」

 G1で好勝負と見込んでいたほどだから、G3のここは気合が入る。前走は強かった。小回りのハイペースに戸惑うことなく2番手を悠々と進み、2着ナムラボルカーンに3馬身差の楽勝。指揮官も「小回りがどうかと思っていたが、四位君もうまく乗ってくれて、勝ち時計も速かった。ハンデの恩恵があったとはいえ、この時期の3歳馬が古馬に勝つのは大変なこと。左回りも勝っているし、競馬が上手な馬だから、大きなコースに替わるのもいい」と重賞に向けて自信を深めた。春は青葉賞(15着)にも駒を進めたが、ダート適性の方が高いとみて、夏は砂路線に専念。「この種馬(ゴールドアリュール)はやっぱりダートが合う。自在なのも長所。好位で競馬ができるし、ハナにも行ける」と師の信頼は揺るがない。

 ロンドン五輪では柔道女子57キロ級の松本薫が金メダル第1号に輝いた。前走534キロの巨漢が繰り出す猛パワーは、しゃく熱の乾いた砂も蹴散らす、松本並みの野獣の迫力がある。偉大な父の名の一部を継いだダノンゴールド。馬名通りに表彰台の頂上、金メダルを獲りにいく。

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