【札幌新馬戦】打倒ディープの血 漂う大物感ラトーナ

[ 2012年7月27日 06:00 ]

<28日札幌5R>札幌競馬場で調教を行うラトーナ

 土曜札幌5R芝1500メートル(牝馬限定)でデビューするラトーナ(大久保龍、父ダンシリ)には、あのディープインパクトを負かした血が流れている。フランス調教馬の父は重賞3勝(G1未勝利)で00年引退したが、種牡馬となって活躍。産駒のレイルリンクは、06年凱旋門賞でディープインパクト(3位入線後に失格)を後方一気で差し切った。同産駒には10年キングジョージ6世&クイーンエリザベスSを11馬身差で圧勝したハービンジャーもいる。

 さらに調整中の札幌競馬場で迫力のある動きを披露。25日の最終追いは芝コースで経験馬(3歳未勝利)相手に3馬身追走して楽に併入。谷口助手は「牧場時代から評価が高かったし、乗った感じからも大物感が伝わってくる。2歳でこれだけ背中を使える馬はなかなかいないよ」と自信をにじませていた。

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2012年7月27日のニュース