【スパーキングレディーC】重賞初挑戦スティールV

[ 2012年7月5日 06:00 ]

<スパーキングレディーC>レースを制したスティールパス(左)

 牝馬交流重賞「第16回スパーキングレディーC」が川崎で行われ、4番人気のJRAスティールパスが重賞初挑戦Vを飾った。

 道中は5番手の好位。4角で外から上がると、直線で鋭く伸び、先行から抜け出しを図るクラーベセクレタを半馬身差し切った。ダートでは今回が初のマイル。初騎乗で重賞Vに導いた蛯名は「小回りなので前めでクラーベセクレタを見ながら進めた。折り合いが難しいのでジワッと上がっていくよう気をつけた。1600メートルをこなせたのは大きい」と笑顔。松田国師も「まだ奥がありそう。大きなレースを走らせたいね。そう思わせる馬」。次走は未定。過去2年、暑い時季は休養に充てたが、今年は真夏のレースも視野に入れて調整される。

 ▼2着クラーベセクレタ(戸崎)もう少し早く先頭に出た方が良かったのかもしれないが、力は出せた。

 ▼3着ミラクルレジェンド(岩田)連闘でも馬は元気だった。3角で自分から動いていけば良かった。ポジションの差が出た。

 ◆スティールパス 父ネオユニヴァース 母ロイヤルペルラ(母の父ブライアンズタイム)牝5歳 栗東・松田国厩舎所属 馬主・飯田正剛氏 生産者・北海道新ひだか町の千代田牧場 戦績18戦6勝(地方1戦1勝) 総獲得賞金1億611万3000円。

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2012年7月5日のニュース