【江戸川大賞】荒井 “日本一の難水面”で本領発揮

[ 2012年7月1日 06:00 ]

【江戸川大賞】出足もきて順調に仕上がってきた荒井

 波乗り巧者の荒井が日本一の難水面、江戸川で本領を発揮している。2日目の後半戦で3コースから放った強ツケマイが見事にはまりシリーズ初白星。大外枠が巡ってきた3日目3Rは1M豪快に握ってバック3番手。ターンの勢いとパワーで2番手の君島を捉え2着取りに成功。これまで当地は一般戦を主体に活躍を見せてきたが、今回は「伸び型だったが出足もきてバランスが取れてきた。ペラに反応してくれる」とエンジン抽選にも恵まれ順調だ。4日目を連勝で乗り切れば得点率8・00まで上がり、準優好枠が狙える。加えて後半戦の12Rでは強力な伸びで連勝を3まで伸ばしている得点率トップの石渡との直接対決が待っている。シリーズリーダーを破り弾みをつけて準優に乗り込みたいところ。

 伸び不足で苦戦していた山田哲が3日目10R、4連勝を狙う西島の攻めを阻止し、インから初白星。「伸びで下がることはなくなった。出足も上向いてうまく回れた」と射程圏内の3、4着条件に持ち込むことに成功した。ほかにペースを上げてきたのが中沢、須藤、横沢ら。ボーダー近辺では君島、三井所、新田の動きが上昇している。

続きを表示

2012年7月1日のニュース