【宝塚記念】32秒台の男!!マイティ不気味

[ 2012年6月19日 06:00 ]

<宝塚記念>末脚勝負で頂点を目指すショウナンマイティ

 前走・鳴尾記念は2着とはいえ、上がり3Fは驚きの32秒9。本格化ムード漂うショウナンマイティに熊沢厩務員も好感触だ。「進化している。2、3歳時は精神面で若さがあったが、いつかG1を勝てる馬だと思っていた」。97年菊花賞馬マチカネフクキタルを担当した腕利き。以前は、かみつきに来るなど、やんちゃな面が目立ったが「最近はおとなしくて仕事がしやすい」と言う。そこで、この中間から覆面を外した。「あってもなくても一緒ということになってね」。気持ちの面で完全に大人になったという証明だろう。

 素顔で臨んだ1週前追いは、CWコース単走で6F82秒8~1F11秒4の快時計。同厩務員も色気を隠さない。「上がりだけで速い時計が出た。1回叩いた上積みもあると思う。上位馬も強いだろうが絶対ではない。チャンスはある」。大一番で末脚がうなりを上げるか。

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2012年6月19日のニュース