【新馬戦】良血エーシントップ 芝に適性あり

[ 2012年6月19日 06:00 ]

 阪神芝1400メートル戦を勝ち上がったのはエーシントップ。半兄に米G1・2勝馬ジェネラルクォーターズがいる血統だ。楽にハナを切り、坂でも鈍ることなくしっかり伸びて後続を寄せつけなかった。最終追いで坂路4F51秒0の好時計を叩き出した素質を実戦でも存分に発揮。ダート短距離のイメージが強いテイルオブザキャット産駒だが「つなぎが柔らかく走りも素軽いので芝の方が合う」と西園師。

 函館組ではアットウィルに注目。「理想を言えば、もうひと追い欲しかった」(領家師)という状態であっさり勝ち上がったのだから能力が高い。次走は函館2歳S(7月14日)を予定。全姉ファインチョイスに続くVを期待したい。福島ではウエスタンソーレが、やや重馬場を苦にせず、力強い走りで逃げ切り。距離は延びても対応できそうだ。

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2012年6月19日のニュース