【函館日刊スポーツ杯】ブルームーン　積極好走Ｖ

　土曜函館メーンの１１Ｒ・函館日刊スポーツ杯は１番人気のブルームーンピサが好位から力強く抜け出し、人気に応えた。近走は直線で伸びながら差し届かないレースが続いていたが、三浦は「きょうはある程度前に行こうと思った」と積極的に好位へ。直線は早め先頭から粘るシゲルシゲザネを捉えると、１馬身半差をつけた。

　これで函館は３勝目。鹿戸雄師は「函館は相性がいいし、前走で負けた時点でここを目標にしてきた。強い競馬だったね」と笑顔だった。今後は短期放牧を挟んで札幌あたりで復帰する予定。三浦は「まだ遊び遊び走っている。もっと集中して走れれば上のクラスでもやれる」と能力を高く評価していた。