アヴェンチュラ引退…復帰に向け調整も再び骨折判明

[ 2012年6月15日 06:00 ]

昨年の秋華賞を制したアヴェンチュラ(左)

 昨年の秋華賞、クイーンSを勝ち、最優秀3歳牝馬に輝いたアヴェンチュラ(牝4=角居)が現役を引退、繁殖入りすることが14日、分かった。所有するキャロットクラブがホームページで発表した。

 昨年のエリザベス女王杯2着後、両前第3手根骨骨折。骨片除去手術後、復帰に向けてノーザンファーム早来で調整されてきたが、この日の調教後に歩様が乱れ、左前第3中手骨骨折が判明。復帰までに相当な時間を要すると判断され、関係者の話し合いで引退が決定した。

 通算7戦4勝。新馬戦でエイシンオスマン(後にニュージーランドT優勝)を3馬身半ちぎるなど、早くから注目された。秋華賞ではホエールキャプチャ(3着=今春ヴィクトリアM優勝)などを寄せ付けず、力を見せつけた。

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2012年6月15日のニュース