小島茂師、不服申し立て棄却に「これからが大変」

[ 2012年6月14日 06:00 ]

 10日の東京8Rにおける裁決(走行妨害の申し立てを棄却)について、小島茂之師(44)が行った不服申し立てに関する裁定委員会が13日午後、東京都港区のJRA六本木事務所で開かれ、同委員会は訴えを棄却した。

 外部委員3人を含む5人の裁定委員が小島茂師、レース当日の裁決委員双方から意見聴取し、VTRでレースを検証したが「被害の大きさから走行妨害とは認められないので、走行妨害の申し立て棄却は相当」と結論づけた。

 棄却を通知された小島茂師は「こういう結論しか出せないのは残念。納得できる理由をつけてくれとお願いしたが、納得できるものではなかった」と落胆の表情。「きょうで終わると思ったが、これからが大変。支援してくれる人もいるので、ベストの方法を考えたい」と裁判やスポーツ仲裁機構など外部の審議機関に訴える可能性を示唆した。

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2012年6月14日のニュース