【バーデンバーデンC】オオタカ“全開”52秒4

[ 2012年6月14日 06:00 ]

<バーデンバーデンC>坂路で追い切るテイエムオオタカ

 快速馬らしい軽快な追い切りだった。テイエムオオタカは坂路を軽く1本駆け上がって息を整えてから、2本目は併せ馬。4F52秒4をマークしチェルカトローバ(5歳500万)を馬なりで2馬身突き放した。

 「先週しっかりやっているのでサラッとやるつもりだったが、予定より時計が速くなった。しまい重点だが、この馬はやっぱり動いてしまう」と石栗師。「動けるということは、それだけ調子がいいということでしょう」と決してオーバーワークではない。

 昨年2着の函館スプリントSに向かうプランもあったが、相手関係を考慮して福島へ。降級で準オープン馬となったため「ここは何としても賞金が欲しい。夏をどう過ごせるかは、この一戦に懸かっている。選択肢を広げたい」と師は意気込む。鞍上は前走(福島民友C2着)に引き続き福島得意の中舘。「鞍上も前回で感触をつかんでくれている」と全てを託す。

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2012年6月14日のニュース