【マーメイドS】エリンコート復調気配12秒2

[ 2012年6月14日 06:00 ]

<マーメイドS>坂路、エリンコート(左)はムスタングリーダーと併せて追い切られる

 G1馬が暗くて深いトンネルに迷い込んだままだ。昨年のオークスを勝って以降のエリンコートはもがき苦しんでいる。「前走も直線はダラダラと終わった。不本意な成績に(ハンデで)おまけしてくれたかな。他馬との開きが少ない」。笹田師は現状を冷静に分析して56キロの斤量に活路を見いだそうとした。

 坂路での追い切りはムスタングリーダー(5歳1600万)を3馬身も置き去りにする好反応で4F52秒9~1F12秒2をマーク。「浜中は初めて乗るのでコミュニケーションを取ってもらった。馬に嫌われなかったか?と聞いたら大丈夫と言っていた」と笹田師は満足そう。

 初のハンデ戦。G1馬ゆえのトップハンデだが、復調の足音は少しずつ大きくなっている。

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2012年6月14日のニュース