マイネルラヴ死亡 98年スプリンターズS制覇

[ 2012年6月11日 06:00 ]

17歳で死亡したマイネルラヴ

 98年スプリンターズSを制したマイネルラヴ(牡17、父シーキングザゴールド)が9日、けい養先の北海道新冠町ビッグレッドファームで死亡した。放牧地で起立困難となり、安楽死の処置が取られた。

 97年函館新馬戦でデビューV。その後も朝日杯3歳S2着など重賞路線で活躍。98年セントウルSで重賞初勝利を飾る。吉田豊と初コンビを組んだ同年スプリンターズSでは、8連勝中で単勝1・1倍の支持を受けたタイキシャトルを3着に破り、G1制覇を飾った。

 通算23戦5勝(うち重賞3勝)。獲得賞金3億1070万円。00年12月の現役引退後は同ファームで種牡馬としても活躍。05年ニュージーランドTを制したマイネルハーティー、06年北九州記念優勝馬コスモフォーチュンなど、JRA重賞勝ち馬5頭を輩出。9日の阪神新馬戦でカオスモスが快勝していた。

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2012年6月11日のニュース