【鳴尾記念】アーネストリー 反撃モード13秒0

[ 2012年5月31日 06:00 ]

<鳴尾記念>佐藤を背に坂路を駆け上がるアーネストリー

 阪神のメーン「鳴尾記念」の追い切りが栗東、美浦両トレセンで行われた。昨年の宝塚記念馬アーネストリーは佐藤を背に坂路へ。道中はしっかり脚をためつつ、最後まで力強いフットワークで4F52秒6~1F13秒0をマーク。モニター越しにも前向きな気持ちが伝わった。佐藤も好感触だ。「この馬自身の推進力を生かしながら、馬場の悪いところでも一生懸命走っていた。先週(坂路4F50秒7~1F12秒6)もそうだが、馬が自分から元気良く走っているのが一番だよ」

 前走・大阪杯(6着)は中間に一息入れ、良化の余地を残していた段階。「あの状態でよく頑張ったし、これならと思えた」と主戦は評価する。上昇カーブを描きながら、ここをステップに連覇が懸かる宝塚記念へ。反撃のシナリオは出来上がっている。

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2012年5月31日のニュース