【大井・羽田盃】ゴールドメダル、雪辱へ気合

[ 2012年5月8日 06:00 ]

<大井・羽田盃>逆転戴冠を目指す大井のゴールドメダル

 南関東3歳3冠の開幕戦となるクラシック「第57回羽田盃」が9日、東京・大井競馬場のナイターで行われる。道営所属の昨年、地方最優秀2歳牡馬となった大井の大将格ゴールドメダルは、京浜盃2着からの逆転“金”を狙う。

 ゴールドメダルは出走馬でただ1頭、重賞を2勝している。ピカピカと黒光りのする青鹿毛馬だが、目指すのは馬名と同じ色だ。京浜盃は初対戦のパンタレイに5馬身差の2着。4日の最終追い切りでは5Fから同厩4歳キーパー(C2級)を1馬身先行させ、道中併走するも最後は1馬身ほど遅れた。

 「気合が良かったので最初に掛かった影響でしょう。相手も良く動いた。半マイル49秒8だし、しっかりやれた」。鷹見師の表情に曇りはない。注目すべきは闘争心。以前からレース後に疲れが出やすいタイプ。それが軽かった京浜盃前は追い切りでもフワフワする面があった。京浜盃後はそれなりにダメージが残る“いつものパターン”で来ている。「いつものようにレース10日後に15―15の調教ができたし順調。前走後は気合が乗った。この子の力を出してくれれば結果はついて来ると思っている」と師。鞍上は初コンビを組む岩田。注目の雪辱戦だ。

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2012年5月8日のニュース