【ＮＨＫマイルＣ】ハナズＧＯ！！軽快５１秒２

＜ＮＨＫマイルＣ＞坂路で軽快な動きを見せたハナズゴール

　出否未定だったチューリップ賞勝ち馬ハナズゴールは、２日の追い切り後に出走が決まった。桜花賞を右後肢蹄球の負傷で回避したが、ようやくＧ１の舞台に立つこととなった。加藤和師は「（傷めた）爪の回復が遅れていて心配したが、もう大丈夫。（２日）午後に脚元をチェック。装蹄師、獣医に診てもらったところ問題なかったのでレースに使う」と経緯を説明した。

　最終調整は坂路で単走追い。序盤から軽快に飛ばして１Ｆ１３秒３、１２秒７、１２秒２と加速し、ラスト１Ｆは流して１３秒０でまとめた。最後まで余裕のある手応えで軽快そのもの。師は「時計は少し速くなったが、動きは良かったし体調は問題ない。仕上がりには合格点を付けられる」。強豪牡馬相手でも自慢の切れ味はヒケを取らない。悲願のＧ１で桜の無念を晴らしたい。