【プリンシパルS】エンペラー 疲れ知らず併入

[ 2012年5月3日 06:00 ]

<プリンシパルS>シンボリマルセイユ(奥)と併せ追い切るフジマサエンペラー

 土曜の東京メーン・プリンシパルS(ダービーTR、1着に優先出走権)の最終追い切りが行われ、皐月賞13着のフジマサエンペラー(牡=菊川)が美浦Wコースで力強い動きを披露した。

 田中勝が騎乗しシンボリマルセイユ(5歳1000万)を5馬身追走。直線は外から豪快に馬体を併せると、併入に持ち込んだ。6F82秒5~1F12秒8。菊川師は「疲れが残らないようになった」と成長に目を細める。昨秋の東スポ杯2着後、疲れが抜けず復帰が遅れたが、使われながら体調は上昇しつつある。「馬が幼い分、上積みはる」と同師。父シンボリクリスエスは02年ダービー2着、母チューニーは03年オークス2着。クラシック制覇はかなわなかった。「その両親の子で勝ってダービーに行きたい」と意気込んでいる。

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2012年5月3日のニュース