フェイトフル競争生命ピンチ 両前屈腱炎発症か

[ 2012年5月2日 06:00 ]

 天皇賞・春で13着に敗れたフェイトフルウォー(牡4=伊藤伸)が両前に屈腱炎を発症した可能性が出てきた。伊藤伸師は1日、「美浦に戻って両前脚の異変に気付いた。腱しょう炎程度ならいいが、おそらく屈腱炎。競走生命も厳しいかもしれない。装鞍所で馬を見たら鳥肌が立つくらい良かったのに、3角から動けなくておかしいと思った」と沈痛な表情で話した。今週中にエコー検査を行う。

 同レース4着で、10年天皇賞・春の覇者ジャガーメイル(牡8=堀)も左第1指骨剥離骨折を発症。3カ月以上の休養が必要で復帰は秋以降になる見込み。

 また、青葉賞5着タムロトップステイ(牡3=西園)もレース後に右第1指骨骨折が判明。西園師は「ゴール前でやったのだろう。9カ月から1年くらいかかりそう」と説明。1日に患部にボルトを入れる手術を行った。復帰は来春以降。

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2012年5月2日のニュース