【天皇賞・春】ギュスターヴ充実「今年一番」

[ 2012年4月29日 06:00 ]

 ギュスターヴクライは坂路1本の調整だった。時計は4F63秒7~1F15秒2。普段、調教で騎乗しているのは高橋亮技術調教師。今年2月に騎手を引退し、現在は開業へ向けて修業中の身。歯切れ良く感触を伝えた。

 「変わりないし、いい感じで当日を迎えられるんじゃないかな。馬体を見ても充実している。叩き良化型らしく今年4走目で一番いい感じできている」

 以前はとりこぼすレースが多かったが「体質がしっかりしていなくて、競馬でもスッと反応できなかったり、直線フワッと気を抜いたりしていた。今は動きたい時に動けるし、大人になってきた」とその理由をこう分析する。充実期を迎えた印象だ。そして「いい枠が当たったし、ある程度の条件はそろった感じ。メンバーは強いけど不安なくいける」と高橋亮師。またも番狂わせを演出するか。

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2012年4月29日のニュース