【青葉賞】またステイ産駒!フェノーメノ 圧巻の走りでダービー切符

[ 2012年4月28日 15:58 ]

 28日の東京11R「第19回テレビ東京杯青葉賞」(G2・芝2400メートル・ダービーTR・良17頭)は、蛯名騎手騎乗の1番人気、フェノーメノ(牡3=美浦・戸田厩舎、父ステイゴールド、母ディラローシェ)が、中団から抜け出して優勝した。勝ち時計は2分25秒7。蛯名騎手は04年ハイアーゲーム以来本走2勝目、戸田調教師は本走初勝利。

 バラッとしたスタートから、クランモンタナがハナを奪うと、ビービージャパン、タムロトップステイらが続く。フェノーメノは中団、カポーティスターはフェノーメノを見る位置でレースを進めた。

 レースはやや縦長の展開で、向こう正面を進んでいく。

 4コーナーから直線に入り、逃げたクランモンタナに早々と各馬が並び掛けると、馬場の真ん中からフェノーメノ、エタンダールが鋭く抜け出す。2頭の叩き合いを制したフェノーメノが、人気に応える快勝で重賞初制覇を果たした。

 フェノーメノは東京コース3戦3勝とし、同じステイゴールド産駒の皐月賞馬ゴールドシップらが待つ、ダービーの舞台に駒を進めた。

 2馬身半差の2着にエタンダール、そこから1馬身1/4差の3着にステラウインドが入った。上位2頭にダービーへの優先出走権が与えられる。
 
 ◇フェノーメノ 3歳牡馬、父ステイゴールド、母ディラローシェ。北海道平取町の追分ファーム生産、馬主はサンデーレーシング。戦績は5戦3勝、重賞は初勝利。獲得賞金は6724万6千円。

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2012年4月28日のニュース