【天皇賞・春】地の利!キングダム 地元なら大威張り

[ 2012年4月25日 06:00 ]

<天皇賞・春>地元関西ならローズキングダムが黙っちゃいない

 オルフェーヴルの5冠に待ったをかけるのは先輩G1馬か?同期の血統馬か?最強古馬決定戦「第145回天皇賞・春」。10年のジャパンC覇者ローズキングダムが復活Vを狙う。昨秋の関東圏G1は馬体減に泣いたが、体が戻った大阪杯(4着)で復調をアピール。菊花賞2着もあるホーム京都で自慢の剛脚が火を噴くか。

 初夏を思わせる強い日差しが照りつけた栗東トレセン。ローズキングダムが黒鹿毛の体をピカピカに輝かせて坂路を駆け上がってきても、橋口師から高揚感は伝わってこなかった。

 「本当に自分に聞くことがあるの?1頭、強いのがいるのに」。百戦練磨の指揮官がぼやくのも無理はない。昨秋の京都大賞典快勝後、G1で10、9、12着と完敗。3歳時のジャパンC優勝の雄姿は遠い過去になりつつある。その間、1世代下のオルフェーヴルが競馬界を完全に制圧した。

 ただ、愛馬の話に変わると眼光は一変した。昨秋3度の関東遠征で減った馬体は休み明けの大阪杯(4着)で14キロ増と回復。苦手なやや重でも最後までしぶとく伸びた。復調の兆しは明らかだ。

 「馬場さえ良ければ、もっと際どかったと思う。その後の状態はご覧の通り。放牧効果で増えた体もちゃんとキープできている。あとは折り合い。菊花賞(2着)の時は折り合えたが、昨春の天皇賞(11着)は珍しく掛かったから。ペースが上がってほしいね」

 2番人気に推された昨年は前半5F64秒2の超スローが災いして掛かった。しかも、2周目向正面でナムラクレセントに背後からマクられたのも響いた。今年はケイアイドウソジン、ゴールデンハインドと明確な先手候補がいる上、本来は折り合いはスムーズ。制御さえ利けば、3F最速32秒9の強じんな決め手はオルフェの脅威になり得る。

 「京都大賞典が強かったから。輸送減りの心配もないし京都は合っている。良馬場が前提だけど、オルフェーヴルはともかく、それ以外の馬とは互角に戦えると思う。以上!!」と師は結んだ。

 幸い、週末の京都は土、日曜共に晴れ予報。輸送距離が短い関西圏は昨春天皇賞以外、掲示板を外していない堅実派でもある。G1馬の底力を見せつける舞台は整っている。

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