【フローラＳ】ミッドサマーフェア圧勝　蛯名は復帰後初の重賞Ｖ

　２２日の東京１１Ｒ「第４７回フローラステークス（Ｇ２・芝２０００メートル・小雨良１８頭）は、蛯名騎手騎乗の１番人気、ミッドサマーフェア（牝３＝小島太厩舎、父タニノギムレット、母ストロベリーフェア）が、直線先頭に立つと２着に２馬身半差をつけ圧勝した。勝ち時計は２分０２秒０。 蛯名騎手はメインレースまでで４勝を挙げ、復帰後初めての重賞レースを見事勝利した。

　揃ったスタートからレースはヘレナモルフォが逃げ、２番手に２番人気のアイスフォーリス、３番手にコスモアンドロメダとダイワデッセーが付ける形で進む。１番人気のミッドサマーフェアは中団外目に付け絶好のポジション取りをみせる。直線まで隊列は変わらず進むが、２番手で進むアイスフォーリスが先頭に立つとマークしていたミッドサマーフェアが直線半ばで早々と先頭に立ち、そのまま押し切り２着に２馬身半差をつけてゴールした。

　２着には２番人気のアイスフォーリス、３着には１８番人気のダイワデッセーが入り、１着から３着までの３頭にオークスの優先出走権が与えられた。

　◇ミッドサマーフェア　３歳牝馬、父タニノギムレット、母ストロベリーフェア。北海道日高町のダーレー・ジャパン・ファーム生産、馬主はＨ・Ｈ・シェイク・モハメド。戦績は８戦３勝、重賞初勝利。獲得賞金は７３９２万３千円。