【アンタレスＳ】ゴルトブリッツ　人気に応え連覇達成！

　阪神１１Ｒ「第１７回アンタレスステークス」（１４日・ダ１８００メートル・稍重１６頭・Ｇ３）は圧倒的１番人気で、川田騎手騎乗のゴルトブリッツ（牡５＝栗東・吉田厩舎、父スペシャルウィーク、母レディブロンド）が、鮮やかに抜け出して連覇を達成した。勝ち時計は１分４９秒９。川田騎手は０９年ウォータクティクス、１０年ダイシンオレンジに続き同レース３勝目、吉田調教師は昨年の同馬に続く同レース２勝目となった。

　ほぼ揃ったスタートから、トーセンアドミラル、外からアイファーソングがハナを奪いに行く。２～３馬身後方をマイネルオベリスク、ダイシンオレンジ、ゴルトブリッツらが続き、レースはやや縦長の展開で進んでいった。

　直線に入り、逃げたアイファーソングを手応えよくニホンピロアワーズが並び掛ける。その外からゴルトブリッツが鞍上のゴーサインに応え、一完歩ごとに先団との差を詰めると、逃げ粘るアイファーソングをかわし切って、２戦２勝の得意とする阪神コースで連覇を達成した。

　２馬身差の２着に１１番人気のアイファーソング、そこから３／４馬身差の３着には３番人気のシルクシュナイダーが入った。ニホンピロアワーズは直線伸びず５着に終わった。