オルフェ合格!池江師「G1の1番人気より緊張」

[ 2012年4月12日 06:00 ]

調教再審査を受けたオルフェーヴル

 阪神大賞典の2周目3コーナーで逸走、2着に敗れたオルフェーヴル(牡4=池江)が11日、調教再審査を受けて合格した。池添を背にダートのEコースに入り、6F標識から徐々にペースアップ。合否の判断材料である3、4角のコーナーリングでも外にふくれるそぶりを見せずスムーズにクリア。迫力満点のフットワークで6F75秒8~12秒2を刻み、馬場の真ん中を真っすぐに駆け抜けた。

 その後、審査員を務めたJRA職員8人が協議。走行状況に問題はないと判断され合格。池添は「競馬より緊張しますね。ホッとした。キョロキョロする面はあったがメンコを着けていたので大丈夫だった」と安どの笑みを浮かべた。

 先月28日からEコースで調教を繰り返し、入念に準備を進めてきた。これで天皇賞・春(29日、京都)に向けて、調整に集中することができる。再審査と共に2週前追い切りを消化し、池江師は「G1の1番人気より緊張した。1回でクリアしてくれて良かった。出来は前走以上。確実に上積みはありますよ」と意気込みを伝えた。

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