30歳眠るように…85年ダービー馬シリウスシンボリ死す

[ 2012年4月10日 06:00 ]

加藤とともに85年のダービーを制したシリウスシンボリ

 85年の日本ダービーを制したシリウスシンボリ(牡、父モガミ)が8日、けい養先の北海道日高町・沖田牧場で老衰のため死んだ。30歳。生存するダービー馬では最長寿だった。

 8日夕方、馬房で立つことができなくなり、午後10時頃、眠るように息を引き取ったという。沖田牧場の沖田正憲社長は「1年前からやせ始めていたが、馬は元気だったので急だった。年齢も年齢なので仕方ないがファンの多い馬だったので残念です」と名馬の死を悼んだ。

 シリウスは84年に美浦・二本柳俊夫厩舎からデビュー。オーナーと調教師の対立から転厩騒動に発展し皐月賞には出走できなかったが、ダービーは1番人気に支持されて加藤和宏(現調教師)騎乗で優勝。その後2年間はフランスに渡り、86年凱旋門賞にも出走した(14着)。88年天皇賞・秋7着を最後に種牡馬入りしたが、活躍馬を残せず96年の産駒を最後に種牡馬も引退。沖田牧場で余生を送っていた。

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