【桜花賞】ハナズの分も!パララサルー意地見せる

[ 2012年4月7日 06:00 ]

<桜花賞>安定した走りで坂路を駆け上がるパララサルー

 3連勝で臨むパララサルーに一発ムードが漂っている。6日朝は坂路を1本。安定した走りで4F65秒5~1F15秒4で駆け上がった。前日の雨で重い馬場だったが、福田助手は「この馬に乗っていたら馬場が悪く感じない。全然のめらないしブレないからね。気配はいい」と話した。

 最終追い切りが坂路4F60秒8と軽く、調教後馬体重も前走から6キロ減の438キロ。馬体回復を優先して強い調教をしていないが、福田助手は「数字以外に不安な点はない。調整過程は軽いが、これで走っても驚かない」と地力の高さに期待を寄せる。

 燃える理由もある。栗東の出張厩舎で隣の馬房だったハナズゴールが負傷で無念の回避。福田助手はまだハナズがいる馬房の方を見ながら「僕らはハナズゴールの分も走らなきゃいけない」と表情を引き締めた。ハナズの回避で、がぜん関西馬優勢ムードとなった桜花賞。パララサルーが東女の意地を見せる。

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2012年4月7日のニュース