【大阪杯】買いかも!?「強気な橋口師」

[ 2012年3月29日 06:00 ]

【東西ドキュメント・栗東=28日】ウソかマコトか。ベテラン記者はよく口にする。“泣きの橋口”と評されるように「橋口師は弱気の時が買いなんだよ」と。さてローズキングダムの追い切りジャッジはどうか。坂路で併走したナイスミーチュー(5歳1000万)を残り200メートル手前から引き離し、6馬身以上もぶっちぎった。確認のため上岡は坂路へ急いだ。

 「まあまあやな。体調さえ戻れば走るよ」。控えめながらも力強い。昨年の有馬記念は「数字が示す通り」と馬体減で状態も下降気味だった。今度は違うとの判断だ。「460キロ台で競馬できる。プラス10キロや。張りが出てきたし、いい時の状態に戻った気がする」

 こうなるともう止まらない。「最近は弱気だったけど俺も若いころは強気だったんだよ。強気、強気や。ウチのはG1・2勝馬やぞ」

 低評価に九州男児の反骨心が騒ぐ。この橋口師の“熱さ”は買いではないか。

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2012年3月29日のニュース