【阪神大賞典】オルフェ敗れる!ギュスターヴクライ重賞初制覇

[ 2012年3月18日 15:52 ]

 18日の阪神11R「第60回阪神大賞典」(G2・芝3000メートル・稍重12頭)は、福永騎手騎乗の3番人気、ギュスターヴクライ(牡4=栗東・荒川厩舎、父ハーツクライ、母ファビラスラフィン)が、好位から抜け出して優勝した。勝ち時計は3分11秒8。福永騎手、荒川調教師ともに本走初勝利。

 昨年のクラシック3冠、有馬記念を制したオルフェーヴルの2012年始動戦。

 キレイに揃ったスタートから、リッカロイヤルがハナを奪うと、ビートブラック、ギュスターヴクライ、オルフェーヴルらが好位に続く。ヒルノダムールは中団からレースを進めた。

 1周目の3コーナー付近でナムラクレセントが後方から一気に先頭に変わると、オルフェーヴルもそれに続き、2番手につける。

 2周目の3コーナー手前で先頭に変わったオルフェーヴルにアクシデントが発生し、ズルズルと後退し、レースは波乱の展開で直線を迎えた。

 直線に入り、道中ロスなくレースを運んだギュスターヴクライが内ラチ沿いを通って先頭に立つ。ここで大外を捲ってオルフェーヴルが追ってくるも、先頭までは届かず、ギュスターヴクライが重賞初制覇を果たした。

 半馬身差の2着にオルフェーヴル、そこから2馬身半差の3着にナムラクレセントが入った。リッカロイヤルは競走を中止した。

 ◇ギュスターヴクライ 4歳牡馬、父ハーツクライ、母ファビラスラフイン。北海道千歳市の社台ファーム生産、馬主は社台レースホース。戦績は16戦5勝、重賞初勝利。獲得賞金は1億4692万8千円。

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2012年3月18日のニュース