【フラワーC】オメガハートランド直線一気!

[ 2012年3月18日 06:00 ]

<フラワーカップ>快勝したオメガハートランド(左)

 中山土曜メーンの11R・フラワーCは、中団待機のオメガハートランドが直線一気の末脚を披露。先行馬をまとめて差し切り、クラシック戦線に向けて大きなタイトルを手にした。

 重馬場を問題にしない切れ味に「素晴らしい脚を使ってくれた」と石橋脩。金曜に中山の芝コースを歩いて馬場状態を確かめたという鞍上は「先週まではインが残っていたが、1周回った感触では内が良くないと感じたので、外を回して勝負しようと思っていた」という好判断が光った。

 「以前に乗った時よりも乗りやすくなっていたし、馬体も成長している。タフな条件だったが、脚があるからこその勝ち方。今後が楽しみ」と将来性にも太鼓判。堀師は「馬の状態を見ながらオーナーとも相談したい」と桜花賞挑戦については明言を避けたが、関東からまた1頭誕生したクラシック候補から目が離せない。

 ◆オメガハートランド 父アグネスタキオン 母オメガアイランド(母の父エルコンドルパサー)牝3歳 美浦・堀厩舎所属 馬主・原禮子氏 生産者・北海道千歳市社台ファーム 戦績6戦3勝 総獲得賞金5625万4000円。

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2012年3月18日のニュース