【東京スプリング盃】ウェーブ 初の同一重賞V3

[ 2012年3月8日 06:00 ]

 「第3回東京スプリング盃」が7日、大井で行われ、10歳馬フジノウェーブが好位追走から3馬身半抜け出す完勝で、大井史上初の同一重賞3連覇を達成した。重賞はG11勝(07年JBCスプリント)を含め8勝目。偉大な馬だ。高橋三師が「感無量、心に込み上げてくるものがある」と声を震わせる。南関東の最高齢重賞制覇は92年東京シティ盃のテツノヒリュウとアラブ重賞時代の93年報知GPCコスモノーブルでいずれも9歳(旧年齢表記で10歳)。10歳の重賞制覇は初の快挙だ。鞍上・坂井も「10歳とは思えない脚を使ってくれて、本当に感謝です」と頼もしい相棒を称えた。

 ◆フジノウェーブ 父ブラックタイアフェアー 母インキュラブルロマンティック(母の父ストップザミュージック)牡10歳 大井・高橋三郎厩舎所属 馬主・大志総合企画(株) 生産者・北海道浦河町の笹島政信氏 戦績54戦22勝(南関東42戦20勝)総獲得賞金3億6204万4000円。

続きを表示

2012年3月8日のニュース