【中山記念】フェデラリスト 圧巻の差し切りで4連勝! トゥザ惨敗

[ 2012年2月26日 15:55 ]

 26日の中山11R「第86回中山記念」(G2・芝1800メートル・重11頭)は、蛯名騎手騎乗の3番人気、フェデラリスト(牡5=美浦・田中剛厩舎、父エンパイアメーカー、母ダンスパートナー)が、最後方から差し切って優勝した。勝ち時計は1分47秒3。蛯名騎手は95年フジヤマケンザン以来本走2勝目、田中剛調教師は本走初勝利。

 ほぼ揃ったスタートから、予想通りシルポートがハナを奪うと、フィフスペトル、リアルインパクト、ナリタクリスタルらが好位集団を形成する。トゥザグローリーは後方3番手からレースを進めた。

 道中逃げたシルポートが2番手集団を大きく引き離してリードを奪う。

 4コーナーから直線に入り、そのリードを守ろうとシルポートが懸命に逃げる。そのまま逃げ切るかと思われたが、3連勝中のフェデラリストの末脚が爆発する。一完歩ごとに先頭との差を詰めると、ゴール前で見事にかわし、破竹の4連勝を飾った。

 3/4馬身差の2着にシルポート、そこから4馬身差の3着にリアルインパクトが入った。トゥザグローリーは10着に終わった。

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2012年2月26日のニュース