【フェブラリーS】カモン11番「よし」気合い乗り最高潮

[ 2012年2月18日 06:00 ]

<フェブラリーS>巻き返しへ闘志がみなぎるダノンカモン

 ダノンカモンは坂路で抜群の気配を見せた。ラスト800メートルから1F13秒台のラップを刻むと、最後は抑えて1F14秒7。川合助手は「気合乗りが良くなっている。きょうも引っ張り切れないぐらいの手応えだった」と満面の笑み。遊びながら走る癖があり、勝ち切れないレースが続くが「中間は稽古で物見をする面を見せていないし、調子は昨年(4着)以上」とG1の舞台で初重賞制覇を狙う。

 枠順(11番)を聞いた鞍上・福永は、開口一番「よし。ここならやりやすいわ」と自信たっぷりに語り、展開をイメージ。「外のトランセンドとトウショウカズンを行かせて、その後ぐらいに付けたい」。前走の根岸Sは、久々に内で砂を被る競馬をして5着。「本番で内に入って砂を被ればひるむ可能性もあるし、経験させておきたかった。ここで結果を出さなければ、前回がただ負けただけになる」と巻き返しに燃えている。

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2012年2月18日のニュース