【フェブラリーS】トランセンド 15番に南部杯の展開予想?

[ 2012年2月18日 06:00 ]

<フェブラリーS>トランセンドがダート王者の座を死守する

 トランセンドはこの日、開門直後の坂路に登場。各馬が殺到する時間帯だったが、堂々と落ち着き払った様子でスタート。雄大なフットワークでゆったりと駆け上がり、4F66秒6~1F14秒6をマークした。

 安田師は「理想的に来ている。3週連続ポリトラックで1番時計を出し今週の坂路でも2番時計をマーク。能力が高くて本当にタフな馬だよね」と最敬礼。調教後の馬体重は前走から8キロ増の528キロ。「自分で体をつくっていくし、輸送して少し体は減るだろうが520キロ前後で出られる」と感触を口にした。

 注目の枠順は外枠15番に決定。指揮官は「正直8番の真ん中ぐらいが欲しかったが、こればかりは仕方ない」と前を向く。逃げるのか控えるのか、気になる戦法については「(先行馬の)ケイアイ、エスポが内にいるしハナには行けないかも。南部杯みたいになるかもしれない」との見通し。指揮官の脳裏には2番手からしぶとく盛り返したレースが浮かんでいた。「あとはジョッキーがどう乗るかだけ。体調は万全なので、いい結果を出してくれると思う」と力強く結んだ。

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2012年2月18日のニュース