「堀井先生のようになりたい」クウィリー支える夢追う男

[ 2012年1月27日 06:00 ]

来日中のクウィリー騎手(左)の通訳を務める飯山剛至氏

 【東西ドキュメント・美浦=25日】先週、日本デビューしたクウィリーの通訳を務めるのが以前、堀井厩舎の調教助手だった飯山剛至(たかし)氏だ。現在は英国のブリテン厩舎に所属して競馬に携わっている。厩舎の馬運車の運転から、競馬場では調教師の臨場代行までさまざまな仕事をこなす。調教スタンドで寺下があいさつすると、気軽に話してくれた。

 「まさかこんな形で日本に帰って来るとは思わなかったですね」と感慨深げに語る。渡英する際には全くつてはなく、自力で厩舎を探したという。「インターネットで探して履歴書を送ると、そのうちの1つ(F・マーフィー厩舎)が受け入れてくれました」。06年2月に夢を追って英国での生活をスタートさせた。

 「将来はヘンリー・セシル師(フランケルを管理)、お世話になった堀井先生のような調教師になりたいですね」と目を輝かせる。寺下は調教師として再び取材できる日を楽しみにしている。

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2012年1月27日のニュース