【AJC杯】ミスターX 最も信頼できるゲシュタルト

[ 2012年1月22日 06:00 ]

 中山メーン11R・AJC杯(G2)は、蛯名騎乗のゲシュタルトで勝負する。ためる競馬に脚質転換して以降、安定感が出てきた。同舞台で行われた昨秋のオールカマー(2着)は、直線で強襲して宝塚記念馬アーネストリーを追い詰める見せ場十分の内容。3歳時に同距離の京都新聞杯を勝っているように、この距離は間違いなくベストだ。手綱を取るのは土曜の中山で4勝を挙げ、リーディング争いを独走する絶好調の蛯名。鞍上の存在も心強い。

 断然人気のルーラーシップは跳びの大きいフットワークをする馬で、小回りの中山は合わないタイプ。東京、京都や阪神の外回りコースなど広い舞台でこそ持ち味が生きる。前走の有馬記念(4着)は大外枠がはまった印象も。直線は外からスムーズに上がってくることができた。内枠からうまく外に持ち出せるかが鍵となる。勢いに乗る4歳のナカヤマナイト、トーセンレーヴ2騎は折り合い面に課題が残り、距離延長は歓迎できない。不安材料のないゲシュタルトが最も信頼できる。

 馬単(9)から(2)(3)(4)(6)(8)

 京都メーン11R・平安S(G3)は昨年2着のインバルコに◎。年明けで調整が難しいだけに、この時季が得意な馬が毎年のように活躍しているレース。昨年は後方から追い込んで惜しくも鼻差。そのリベンジを狙う。

 馬単(1)から(2)(6)(8)(10)(15)

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2012年1月22日のニュース