50倍の難関突破した坂井宏朱さん 旅行会社から雄姿に憧れレーサー転身

[ 2012年1月16日 06:37 ]

練習中の事故で亡くなった坂井さん。去年7月30日にデビューしたばかりだった

 千葉県船橋市の船橋オートレース場で15日、女子レーサーの坂井宏朱(さかい・ひろみ)さん(27)が練習中に転倒し、頭蓋骨骨折で間もなく死亡した。

 坂井さんは44年ぶりの女子オートレーサーとして昨年7月、佐藤摩弥選手と共に27歳でデビュー。OLからの華麗な転身として話題になった。

 坂井さんは、石川県金沢市生まれ。法大時代は野球部(準硬式)のマネジャーを務めた。卒業後、旅行会社のJTBに就職。旅程管理者(ツアーコンダクター)の資格を取得。クラシックバレエ歴15年、チアリーディング歴3年のキャリアはあったが、バイク経験はなかったものの、オートレーサーの雄姿に憧れて、10年6月、約50倍の難関とされるオート選手養成所の入校試験に合格。茨城県下妻市の筑波サーキット内にある同養成所で1年間、訓練を積んだ。

 「将来は永井大介選手のような鮮やかなレーサーになりたい」と、デビュー後は選手を目指すきっかけとなったトップレーサーに指導を受けていた。

続きを表示

この記事のフォト

「中山記念」特集記事

「阪急杯」特集記事

2012年1月16日のニュース