ヴィクトワールピサ引退式 花嫁候補は凱旋門賞馬!

[ 2012年1月16日 06:00 ]

京都競馬場で引退式を行ったヴィクトワールピサ

 昨年ドバイワールドCを制したヴィクトワールピサ(牡5=角居)の引退式が、京都競馬場の昼休みに行われた。パドックから本馬場に姿を現すと多くのファンがカメラを向け、声援を送った。ドバイの歓喜を思い出したのか「ありがとう」の声も。角居師は「ドバイや有馬記念などなかなか勝てなかったレースを勝たせてくれた思い出深い馬」としみじみ語った。市川義美オーナーは「長い間応援していただいて本当にありがとうございました」と感無量の表情であいさつ。別れと同時に新たな門出を祝った。

 今後は社台スタリオンステーションで種牡馬入り。社台ファームの吉田照哉代表は大きな期待を口にした。「この馬で世界に通用する馬をつくりたい。つくれると思っている」。花嫁候補には「デインドリーム(昨年の凱旋門賞馬)とかいいよね。今年はヨーロッパで走る予定なので来年にでも。あとサラフィナ(11年サンクルー大賞など仏G1・3勝)も買ったので。期待に満ちていますよ」と最高の配合で、最高の結果を求めていく考えだ。

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2012年1月16日のニュース