44年ぶりの女性レーサー 坂井宏朱選手が事故死

[ 2012年1月15日 19:41 ]

昨年7月、44年ぶりとなる女性オートレーサーとしてデビューした坂井宏朱さん

 15日午後4時20分ごろ、千葉県船橋市の船橋オートレース場で、レーサーの坂井宏朱選手(27)が練習中に転倒し、頭を強く打つなどして間もなく死亡した。坂井さんは44年ぶりに復活したオートレース女子2選手のうちの1人だった。

 船橋署などによると、坂井さんは全レース終了後の練習中、カーブ手前で転倒し、鉄製の緩衝柵に衝突。場内の医務室に運ばれたが、午後5時13分、死亡が確認された。当時はほかの選手も練習していたが、接触などはなかったという

 昨年7月30日にデビュー、8月21日にデビュー9戦目で初勝利を挙げた。15日には第1レースで6着となったのが、最後のレースとなった。通算成績は1着が1回、3着が2回、着外が19回だった。オートレースを統括する財団法人JKA(東京)の石黒克巳会長は「これからの飛躍を期待していたのに残念でなりません」、坂井さんとともにデビューした佐藤摩弥選手(19)は「あまりにも突然のことで何も言えない」とコメントした。

 坂井さんは13日、女子選手としてオートレースの認知度アップに貢献したとして、JKAの特別賞を受賞したばかりだった。

 ◆坂井 宏朱(さかい・ひろみ)1984年(昭59)2月25日、石川県金沢市生まれ。船橋オート所属。法大法学部卒業後、JTB入社。旅程管理者(ツアーコンダクター)の資格を持つ。クラシックバレエ、チアリーディングの経験も。1メートル58、46・8キロ、血液型O。

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